一度染みついた貧乏性は

なかなか抜けません。
私は32歳の時にそれまで勤めていた道庁(当時十勝支庁)を退職してゲーム開発の研究に入りました。(いきなりゲーム開発できたわけではなく最初の半年くらいは研究でしたが)

収入がゼロになった状態で(しかも結婚2年目)、今思えば良く研究などできていたなぁと思います。ただやはりストレスフルな毎日であったことは憶えています。

自室で研究をしているときはカーテンを閉め切って薄暗い中でやるのが好きでした。明るいと焦るというか。そんな研究開発生活を2年くらいした頃からゲーム系専門学校の講師などをして収入を得るようになりました。その時も依然として部屋は薄暗いまま。

その後ノースブレインとして個人事業を開始し、さらにベアピクセルを設立した今(この瞬間も)部屋はLEDのデスクスタンド1つだけ点け薄暗いまま。
部屋が明るいと落ち着きません。

そもそも明るいと焦る原因は収入が原因であったのに、収入の心配が無くなった今も当時の心理のまま。人間ってそんなもんなんですね。
21年間ずっと続けてきた習慣はなかなか変わらないという事かもしれません。

部屋を昼間のように明るくしても気にならないのはいつになるのだろうか。

あ、さすがに事務所は明るくしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です