ゲームプログラミング入門

ゲームプログラミング入門

(gp)

超初心者向けの本です。
NEGAAというライブラリを補助として、C++、DirectXプログラムを書きながら、ゲームの基本アルゴリズムを習得していく内容になります。「はじめての3Dゲーム開発」よりも分かりやすく、なおかつ、「はじめての3Dゲーム開発」よりも有益な事、高度な事を習得できるものと思っています。これらを実現するために、DirectXを直接運用するのではなく、DirectXを単純化するライブラリを補助的に使います。
本書の最大の売りは、

  1. 超簡単にネイティブDirectXゲームが作れる。
  2. ゲームの基本アルゴリズムを習得できる。

ということになります。

超簡単にゲームを完成させるだけであれば、そのようなツールやソフトウェアを使えば簡単にできます。しかしそれは、自作のゲームを完成させるという成果以外は、あまり効用がありません。(それが自作ゲームと呼べるかどうか、とゆう問題もあります。)
本書で使用するライブラリは薄いラッパーライブラリであり、あくまで補助です。
ライブラリを使いつつ、同時にDirectXの生コードを書くことも、もちろんできます。つまり、ライブラリにどこまで依存するかは、その人次第であり、書こうと思えば、ほとんど生コードで書くことができます。
本書のアプローチを表現するなら、主に初期化部分の関数を最初からいくつか用意しているプロジェクトで学習するという感じです。C++による DirectXプログラムであることに変わりはありません。初心者がつまずきやすい、初期化コードのコーディングは、その後でいいという考えです。
本書で使用するライブラリは、NEGAAというもので、Northbrainが制作したものです。このライブラリを自転車の補助輪のように利用します。
最も理想的なのは、本書でゲームを作れるようになり、ゲームを沢山作った後で、「補助輪を外す」作業をすることです。つまり、DirectX(あるいは他のAPI)の生の初期化コードなりのコーディングを習得することです。
もっとも、見方によってはDirectx自体がライブラリですので、あまり直接運用にこだわる必要は無いかもしれません。やはり直接運用のほうがスキルとしては高いことは確かですが、ゲームのアルゴリズムは直接でもライブラリでも同じであり、ゲームにとってそちらのアルゴリズムのほうが、はるかに大切です。
専門学校での授業において、DirectXプログラムを説明することの困難性も、この本を執筆することの動機の一つです。そのような動機により設計・作成された本なので、専門学校1年次(前期)の教科書として最適かと思います。教務・講師の方は是非ご検討ください。1年次前期用、全くの素人さんが最初に見る教科書を想定しています。

ムービーに出来るサンプルのムービーをアップしていますので参考までにご覧ください。

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